令和4年4月1日から、運転者のアルコールチェックが一般の事業者にも拡大されました。安全運転管理者は運転者の酒気帯びの有無を原則対面で確認し、その記録を最低でも1年間は保存しておかなければなりません。ここでポイントなのが、記録の管理方法です。
多くの事業者が紙やエクセルでの記録管理を実施していると思いますが、安全運転管理者がより簡単に管理できる方法についてご紹介していきたいと思います。

1 紙管理からデータ管理へ
2 アルコールチェックシステムの比較
- 2.1 対応している検知器が多いか
- 2.2 自社の運用方法にあっているか
3 コールセンターによるアルコールチェック管理代行サービス「クリアGO」
4 まとめ

紙管理からデータ管理へ

紙管理

測定結果の管理方法には主に紙管理とデータ管理の2種類の管理方法があります。記録方法に関しての指定はありませんが、紙管理でチェックを行うと、紙の保管業務が必要になり、安全運転管理者の業務負担が増えてしまいます。
最近では、クラウド管理型のアプリなどのサービスが多くなっています。クラウド管理にすることにより紙の保管が不要になるとともに、直行直帰対応や安全運転管理者の対応が簡単且つ容易になります。まだ紙管理の方は是非クラウド管理に移行することをおすすめします。

アルコールチェックシステムの比較

アルコールチェックはクラウド管理がおすすめだと紹介しましたが、多数ある中からどのようなシステムを導入した方がいいのか比較ポイントをご紹介します。

対応している検知器が多いか

システムによって対応している検知器が異なり、対応機種数に差があります。すでに検知器をお持ちのお客様は、検討しているシステムが対応しているか確認しましょう。

自社の運用方法にあっているか

システムやサービスも色々あり、車両予約機能やアルコールが検知された際に管理者への通知する機能が付いているもの、運転者の写真撮影をさせることにより動態確認をする機能などがあるもの、また最近では安全運転管理者の負担をさらに軽減するために、コールセンターで運用を一括代行するサービスなどもあります。自社が求めている運用方法に合ったサービスを選びましょう。

コールセンターによるアルコールチェック管理代行サービス「クリアGO」

システム導入をしたものの直行直帰対応など、安全運転管理者の業務負担でお困りの皆様に、株式会社アイポケットが提供するアルコールチェック代行サービス『クリアGO』をご紹介いたします。

『クリアGO』は、運転者が市販のアルコール検知器で酒気帯びの有無をチェックし、スマートフォンアプリ経由で検査結果をクラウドに送信されたデータをもとに、コールセンターにおいて安全運転管理者の業務を一括代行するサービスです。
安全運転管理者の業務においては情報の取りまとめや記録、早朝深夜など直行直帰対応での負担が大きく、企業側は管理者や運転者の待機時間の発生などで人件費が増えてしまいます。そのため、コスト削減のためにも『クリアGO』をお勧めします。第三者機関である弊社に管理を委託することでアルコールチェックを厳格に運用し、飲酒運転による事故を無くすことに貢献します。

また、アルコール検知器には、内蔵されているセンサーに寿命があります。
センサーの使用期限については、経過日数や使用回数など各メーカーによって異なりますが、遅かれ早かれ交換が必要になります。今後、各社よりさまざまなアルコール検知器が発売されてくると思いますが、様々なアルコール検知器に対応している『クリアGO』は、機種を問わず利用できるため、継続的に利用することが可能であり、業務の効率化に加え、長期的な運用コストを抑えることも可能です

まとめ

今回の記事では、アルコールチェック管理の問題点とその解決策を検討しました。紙管理によるアルコールチェックは安全運転管理者の負担を増加させ、保管や管理に手間がかかります。
アルコールチェックシステムを導入することで、安全運転管理者の業務を効率化が可能です。
さらに、コールセンターを活用することで安全運転管理者の業務を大幅に軽減することも、コストを削減するための有効な手段であると言えます。未だ紙管理を続けている企業は、これらの提案をぜひ参考にしていただきたいと思います。